【体験談あり】キャリアメールの持ち運びサブスクを解約してGmailに一本化するメリット

今回は少しマニアックだけど、きっと多くの人の役に立つであろう話題です。

「キャリアメールの持ち運びサブスクリプションを解約して、Gmailに一本化したらどんなメリットがあったか?」という話です。
最近は格安SIMやeSIMの普及により、携帯キャリアを乗り換える人も増えています。
そんな中「キャリアメールはそのまま使いたいから」と毎月300円〜400円の【メール持ち運びサブスク】を契約し続けている人、意外と多いんじゃないでしょうか?

私も色々なアカウントと結び付けていたので「アドレス全部変更するのめんどくさいしな…」と月々330円を支払い、auのメール持ち運びサブスクを続けていました。
しかし、ようやく重い腰を上げ、銀行・通販・クレジットカードなどなど…、全てのメールアドレスの設定を変更しました!
そしてついに、キャリアメールの解約にたどり着きました。
キャリアメールを解約した代わりに、現在はGmailを利用しています。
結論から言ってしまうと「Gmailの一本化」は思った以上に快適でした。
今回はその理由や、Gmailに一本化して得られたメリットについて、リアルな声でお伝えしたいと思います。
キャリアメールの持ち運びとは?その仕組みと料金
まずは簡単におさらいします。
- au(@ezweb.ne.jp)
- ドコモ(@docomo.ne.jp)
- ソフトバンク(@softbank.ne.jp)
上記を含む大手の携帯会社は、解約してもキャリアメールを使い続けたい人向けに【メール持ち運び】と呼ばれるサービスを提供しています。
【メール持ち運び】は2021年ごろから始まったサービスであり、2025年4月時点では以下のような料金体系になっています、
au | auメール持ち運び | 330円/月 |
ドコモ | ドコモメール持ち運び | 330円/月 |
ソフトバンク | メールアドレス持ち運び | 330円/月 |
一見すると安く感じますが、年間で3,960円、10年使えば39,600円にもなります。
しかも、ほとんどの人が「惰性」で払い続けているケースが多いです。

私の「めんどくさい」とか、まさに典型的な例です…
【体験談】Gmailに集約しようと思った理由
私がキャリアメールを卒業してGmailに一本化しようと思ったきっかけは、不要な銀行口座を解約しようとしたときに毎月330円が引き落とされていることに気が付いたからです。

「そういえばキャリアメール使い続けるのになんか契約してた気がする…」
と、そのときに初めて思い出しました。
銀行口座の整理をしなければ一生払い続けていた可能性もあります(-_-;)
この時点でマネーフォワードはすでに使っていましたが、解約予定の口座は紐づけていなかったんです。
一方で、Gmailも同時に使っていました(むしろこっちがメイン)。
- スマホやPCからも一瞬で確認できる
- Googleアカウントと紐づいているから予定や連絡先も一括管理できる
…これはもう、Gmail一本で十分じゃないか?という結論に至りました。
Gmailに一本化するメリット
❶ 毎月のコストがゼロに!年間約4,000円の節約に
まず実感したのは金銭的なメリットです。
たった330円、されど330円。
年間にすると約4,000円の節約になり、ちょっと贅沢な外食ができてしまいそうな額になります。
固定費の見直しは、「使っていないけど惰性で払っているもの」から始めるのが鉄則です。
メール持ち運びは、その典型例です。
❷ 端末やキャリアを問わず、どこでもアクセス可能
Gmail最大の強みは、どの端末からでも使えることです。
iPhoneでもAndroidでも、WindowsでもMacでも、さらには海外のPCからでも、Googleアカウントにログインするだけでメールチェックが可能です。
一方で、キャリアメールは
- 専用アプリや特別な設定が必要
- ログインが煩雑
- セキュリティで制限を受けることがある
などなど、以外と不便が多いです。
Gmailにしてからは、そうしたストレスがゼロになりました。
❸ 検索と整理機能が優秀!過去メールもすぐ見つかる
「数年前に受け取った契約書類」「旅行の予約確認メール」など、過去のメールを探す機会って意外と多い気がします。
しかしGmailであれば、件名だけでなく本文まで含めた強力な検索ができるので、膨大なメールの中からでも一発で見つけることができます。
スター、ラベル、フィルターなど、整理機能も充実しているので、ビジネスメールの管理にも最適です。
❹ 迷惑メールのフィルタがとにかく優秀

auのメール持ち運びでは迷惑メールのフィルタがありましたが、それでも突破してくるものがちらほらありました。
しかしGmailに移行してからは、そうしたスパムメールはほとんど目にしません。
高度なAIがバックグラウンドで迷惑メールを自動でブロックしてくれるので、常に快適にメールを見ることができています。
❺ Googleの他サービスとの連携がスムーズ
Gmailを使うということは、Googleの他のサービスと連携できるということでもあります。
たとえば、
- メールに届いた日程をGoogleカレンダーに自動追加
- 添付ファイルをGoogleドライブに保存
- Google Meetでオンライン会議をワンクリック開催
日々の生活や仕事の効率向上に貢献してくれています。
キャリアメール解約前にやっておきたいこと
もちろん、完全移行にはちょっとした準備も必要です。
以下は私が実際に行った手順です。
- 各種サービスの登録メールを変更
- Amazon、楽天、銀行、役所系のオンラインサービスなど、キャリアメールで登録していたものはすべてGmailに変更。場合によっては時間がかかるものもありましたがコツコツ進めていきました。
- 友人・知人への周知
- 両親や昔からの友達など、一部の人はキャリアメールで連絡してきていたので、LINEやSMSで「アドレス変わりました」と一報。
- 念のため、1,2ヶ月だけ様子見期間を取る
- 完全に解約する前に、1,2ヶ月ほどGmailとキャリアメールの両方を併用して、見落としがないかチェックしました。様子見期間にキャリアメールに連絡があった場合はその都度対応しました。
まとめ:キャリアメールは「過去の遺産」。今こそ身軽に!
今となっては、「なんでもっと早くGmail一本化しなかったんだろう?」と思うくらい快適です。
キャリアメールはかつての「普通」でした。
しかし、今の時代においては「過去の遺産」となりつつあると言っても過言ではないと思います。

「有料で持ち続ける必要があるか?」と問われれば、私は「ノー」と答えます。
メールの持ち運びサブスクをやめてみたい、でも不安だ…という人も、一度だけでもいいので見直してみることをオススメします。
Gmailに集約すれば、もっと自由に、もっと軽やかにデジタルライフを送れるはずです。