獣医師が投資でお金を増やしておくべき理由

今回のテーマは「獣医師」と「お金」です。

「動物のお医者さん」として認識されていることが多いと思いますが、スーパーに並んでいるお肉も、すべて獣医師が検査をしています!
この記事を書いている時点で、私は獣医師2年目のペーペーです。
それでも、働き始めてから確信していることがあります。
それが、
獣医師こそ、投資でお金を増やさないとヤベェ…!
です。
その結論に至った理由を解説していきたいと思います。
- 獣医師の金銭面と人間関係のリアル
- 獣医師が投資でお金を増やすべき理由
まずは結論から
まず始めにこの記事の結論を簡単にまとめます。
- 労働力に対して給料が安い
- 閉鎖空間の人間関係がキツイ
- 「投資資産」は「脱出装置」になり得る
1つずつ解説します。
① 労働力に対して給料が安い
獣医師は6年制の大学を卒業し、獣医師国家試験に合格することで初めてなることができる職業です。
しかし就職してからの給料は、他の6年制大学(医学,歯学など)と比べると圧倒的に安いです。
この給料の安さに加え、早朝や深夜の管理もあるため、獣医師の労働時間は必然的に長くなります。

私の働く病院でもそうですが、求人などを見ると、ほとんどの場合「固定残業代」が含まれています。
固定残業代に含まれる残業時間に加え、+αの残業を覚悟しておく必要があります。
体力的にこの仕事を20年、30年続けるのは難しい
「命を扱う仕事」だからこそ私たち獣医師もできる限りのことをやろうとしますが、体力的にはかなり消耗します。
好きだしやりがいもありますが、獣医師を「生涯の職業」にするのは無理だなと感じているのが正直なところです。
また、女性の場合は結婚や妊娠などのライフイベントで離職率が高くなります。
実際に働いてて思いますが、子育てしながらこの仕事を続けるのは本当に難しいです。
できている人がいれば、その人は神です、奇跡です。
決してそれが普通ではないことは知っておいてください。
② 閉鎖空間の人間関係がキツイ
次は動物病院あるあるの「人間関係の問題」です。
狭い閉鎖空間で複数の人がいるとどうしてもギクシャクしてきます。
そこそこ人数がいる病院になると、看護師と獣医師でグループが分かれがちです。
しかも、ぱっと見そのグループで仲良くしているように見えても裏では…なんてことも(-_-;)

私がいないところで、私のこと色々言ってるんだろうなぁ~と思ってます。
ま、仕事なので割り切るしかないんですけどね。
最近はそういうの込々のお給料だと思うことにしています。
不機嫌を振りまく人は、もはや災害級!
命を扱う仕事なので神経質になるのは仕方のないことだと思います。
ですが、その感情をそのままむき出しにして他者に振りまくのはヤバいです。
動物病院はなぜかこんな人が多い気がします。
事務職としての経験がないので比較はできませんが、
- いきなり怒ったように指示を出す
- 溜息連発
- 挨拶や声かけを完全無視
もはや病院としてのパフォーマンスを落とすレベルです。
職場の雰囲気は作ってもらうものではなく、皆で作るものです。
自分が今まで経験したことを反面教師にできる獣医師になりたいものです。
③「投資資産」は「脱出装置」になり得る
- 獣医師は体力的にもメンタル的にもキツイ
- 給料も開業などをしない限りほぼ頭打ち
この現実を受け入れながらも「獣医師になりたい!」という人がいるならば、私は投資をオススメしておきます。

ここでの「投資」は「インデックス投資」を指します。
インデックス投資は時間がかかる投資法ですが、個別株と比べるとリスクも低く、基本的には放置が正解な投資法になります。
本業に影響が出ては本末転倒です。
獣医師としての仕事・勉強も頑張りつつ、資産を確実に増やしていく
これが、私が導き出した現段階での最適解です。
- メンタルを病んでしまった
- 体調を崩して復帰が難しくなった
- 動物業界が自分に向いてないと気づいた
もし仮に上記のようなことになっても、そこそこのまとまった資産があれば、それは立派な「脱出装置」になります。
- 本当は辞めたいけど、お金がないから続けるしかない
- 仕事を辞めても1年間はどうにかなるけど、とりあえず今は続ける
この状況には雲泥の差があります。
そして、まとまった資産は「余裕」を生み出します。

この記事を書いている時点で、私の投資資産は約180万円です。
私の生活レベルであれば1年間は余裕で生きていけます。
そう考えるようになっただけでも、
- 仕事に対して熱くなりすぎて空回りすることが減った
- 職場の人間関係なんてその時だけのものだと割り切れるようになった
これらの効果を感じることができました。
まとめ
獣医師が投資(インデックス投資)でお金を増やしておくべき理由は以下の通りです。
- 労働力に対して給料が安い
- 閉鎖空間の人間関係がキツイ
- 「投資資産」は「脱出装置」になり得る
獣医師は、離職率&自○率がともに他と比べて高い職業です。
私自身は獣医師になったことに後悔はしていません。
しかし、この仕事をずっと続けていられる姿もあまり想像できません。
自分のいつか訪れる日の「選択肢」を広げておくためにも、投資は是非ともオススメしておきたいと思います。
それでは(^^)/